a part of ふとん

ふとんと一体化しながらも、あかるく生きるかめさんの観察記。

蚊が鳴くように

カメさんがうつだと診断されてから。 特に落ち込んでいる時には声がとても小さくなるようだ。 それはそれは、蚊の鳴くようなか細い声で話す。 もはや話すというよりも、自分の心の声が漏れてしまったかのような、独り言のような調子である。 でも、発し終わ…

ぼくは、ふとんの一部になりました。

「ぼくは、ふとんの一部になりました。」 今日はなにをしてたの? 真夏の日差しを避けて快適な家から一歩も出ず、ただただ流れる時間をやり過ごす彼に、仕事から帰宅する私が問いかけるおきまりの言葉。 そして彼は、これまたお決まりのように答える。 ぼく…